深夜の実験
ななこ、フムスラバーです。
フムス知ってます?ひよこ豆のペーストです。
https://www.instagram.com/p/sFGYXJE54l/から
クスクスやら豆カレーやら諸々のお気に入り海外飯の中でも上位に食い込むフムス。かりかりに焼いたパンにつけても、切った野菜にのっけても良し、ぶっちゃけそのまま食べても全然良し。店で食べて惚れ、初めて作った時にはフードプロセッサーの歯についた分もこそげて食った。そんなフムス。
しかしながら我が小さきアパートにはフードプロセッサーはない。ひよこ豆もない。だが私はフムスを作りたい。早急に。
というわけで夜22時、煮大豆缶を開けザルで裏ごしにかかる人間が都内某所に存在する事と相成ったのである。大豆、思ったより硬かった。煮豆を思い出せば分かる事だったんだけどね。どう考えても、近所のスーパーにひよこ豆を買いに行く方が早かった訳です。
ただ大豆は安いしタンパク質が多い。食費節約、高タンパク質低カロリーを心がけたい身としては有難い存在です。幸い頂き物のスプーンのお陰で大豆缶半分、約70グラムをペーストに生成。
ここで気になるのはやはり硬さという事で、安売りの絹豆腐3つパックの1つをぶっこむことに。予想外に柔らかくなったものの、体裁としてはフムスに近づいた感じ。
本来のフムスの味付けは、オリーブオイル、塩、レモン、なにより大事なタヒニ(練りゴマペースト)。タヒニはピーナツバターで代用可能だけれども、一人暮らしの部屋にそんなものどちらも、ない。あったらまぶフムス作らないで買ってる。
結果、「レモンとオリーブオイルと塩を何となくフムスっぽい味になるまで加えてすりごまをぶっこむ」という深夜の大実験が決行されたのであった。手始めにレモン、これはかなり酸っぱくなるまで入れた方がフムスっぽかった。オリーブオイルも決め手。なにせオリーブオイル入れて作るのに皿にサーブするときオリーブオイルかけるんですよフムス。そんな訳でもこみちスタイルで注ぎ込みました。がんばってもこみち。あたしの謎の物体をフムスにしてちょうだい。ここで塩もする。
味見。甘さが足りない…。
練りゴマにもピーナッツバターにもある甘さが足りない。三温糖で調整かけました。それっぽい味になってきたが今度はコクがない。
ここで前夜から作って置いた水切りヨーグルトを思い出すななこ。1日水分を抜いてまったり滑らか!これだ!!!!
結果。
「見た目どう考えてもフムスじゃないけど味はめっちゃフムス」なペーストが出来上がりました。わーい美味しい!!!!今度はフムス買います!!!!(怒)